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牛すじ肉に含まれる、コラーゲンとは、いったい何なのか?どういう効果がコラーゲンにはあるのか?ここではコラーゲンについて紹介します。
コラーゲンとは体の皮膚やすじ肉、内臓、骨、関節、目、髪などあらゆる組織に存在していて、主な役割は細胞のつなぎとなっています。人間の体は約20%がタンパク質で、その中の3分の1はコラーゲンでできています。
コラーゲンはそれだけ、人間の体にはなくてはならないものです。コラーゲンが不足してしまうとどうなるか、考えただけでも怖くなってしまいますね。コラーゲンの量は10代後半をピークにして加齢とともに減少していきます。
コラーゲンが不足してしまうとどうなるかというと、しわやたるみなどの皮膚のトラブルや、関節の痛みや変形、骨の衰えなどの症状が出てきます。こうならないためにも、コラーゲンの新陳代謝を活発にすることが必要なのです。
私たちの皮膚は表皮、真皮、皮下組織から成り立っていて、その中で皮膚の中心は真皮です。この真皮の主成分がコラーゲンです。このコラーゲンが不足するとどうなるかというと、コラーゲン同士が結びつく不自然な橋が多くなって、その余分な橋で水分を保つ場所が狭くなりってしまいます。その結果、保湿効果が衰えて、お肌に水分が不足してカサカサの肌になるのです。コラーゲンとは多くの臓器を作っている原料でもあります。コラーゲンが不足すると髪や骨はどうなってしまうか?コラーゲンが不足すると髪が細くなったり、ツヤがなくなっってきたり、また、骨がもろくなり骨粗鬆症にもなったりします。さらに骨と骨とをつないでいる軟骨にも多く存在するコラーゲンが不足するとどうなるかというと、膝が痛んだり、変形の原因になったりするのです。
私たちの体全身に張り巡らされている血管は、体に必要な物質を補給したり、不要なものを運んだり生きていくために欠かせないものです。この血管が丈夫で健康でなければ、私たちの体に異常が起こってしまいます。コラーゲンが不足するとこの血管はどうなってしまうか?血管は細かい傷を絶えず生じているもので、コラーゲンが不足するとこの傷口の修復がうまくいかなくなります。血管が傷ついたままだと、そこから血液中のコレステロールなどが侵入しやすくなり、それが積み重なると血管を圧迫して、そこにカルシウムなどが重なって固まると血管はもろく、そして壊れやすくなります。そうすると脳出血や脳梗塞、心すじ梗塞などの生命に関わる疾患を引き起こすことにもなりかねません。コラーゲンが不足するとどうなるか?人間の生命までおびやかしてしまうことにもなりかねないのです。
Last update:2023/4/19